高齢者ドライバーによる自動車運転死亡事故のニュースが後を絶ちません。
もちろん若いかたの事故も多いですが、全人口に占める高齢者の割合はどんどん増えていますので致し方ない面もあるかと思っています。
アクセル、ブレーキの踏み間違いによる事故がけっこう多いでしょうか。
先日、近くのスーパーのエスカレーターのスピードがすごく遅くなっていました。
転倒事故があってから、エスカレーターのスピードが一段と遅く設定されたようです。
都会では、電車やバスなどの交通網が発達していますので、いざとなれば車のない社会でも生活はできるようですが、地方では生活が成り立たなくなるとも言われています。
社会でいろいろ対策を考え、知恵を出す必要があると思います。
例えば70歳以上のかたが運転する車は時速40キロまでしかスピードが出ないようにするとか、毎月技能検定を受けることを義務化するとか。
車は便利な乗り物ですが、人の命を奪う凶器にもなりえるということをドライバーのかたは心しておく必要があると思います。
精神科病院もなかなか厳しい時代を迎えています。
高齢者だけでなくさまざまな病態のかたが増えてきています。
利用者のかたの悩みにしっかりと寄り添う医療、看護、支援を展開していく必要があると思っています。
当院は、これからもより安全な治療環境の提供に職員一同努力して参ります。
地域のかたがたのさまざまな困りごとに相談に乗れる、頼りになる病院を目指していきたいと思っています。
今日もお会いするかた一人一人に笑顔で気持ちよく挨拶して一日を過ごしたいと思います。
< 令和元年5月8日 >