「 今日一日を生きる 」

アルコール依存症では「一日断酒」ということがよく言われます。
今日一日をしらふでしっかり噛みしめて生きましょうということだと思います。
先日、当院担当の医薬品メーカーのMRさんが脳出血で急死されました。
最初の出会いはもう20年以上前になります。
僕と同い年でした。
その数日前に普通にメールのやり取りをしたばかりで大変驚きました。
とても物腰の柔らかいかたでした。
ご家族にとっても大変ショックな出来事だったと思います。
穏やかな笑顔が目に浮かびます。
ご冥福をお祈り申し上げたいと思います。
命のはかなさ、尊さ、我々は今を生かされているんだということをまたひしひしと感じています。

新型コロナウイルスの一日の感染者数が東京で600人を超えました。
医療体制のひっ迫を避けるためには不要不急の外出を控えるのが大切です。
コロナで亡くなるかた、コロナ以外の病気で亡くなるかた、事故で亡くなるかた、将来的経済的な不安で自殺で亡くなるかた等々、さまざまです。
医療には限界がある、医療資源は限られている、人間の命には限りがある、など当たり前のことを改めて考えさせられる機会になっているとも言えます。
神様が人類に与えた試練でしょうか。
心を穏やかに自分のできることに集中したいですね。

コロナの自粛生活は長引きそうです。
これまでとは違った新しい生活様式、価値観を身につけていく必要があるように思います。

目の前のできることに集中して、日々過ごしていきたいですね。
人間いつかは病気か事故かで亡くなるものです。
神のみぞ知るということです。

精神科病院もなかなか厳しい時代を迎えています。
高齢者だけでなくさまざまな病態のかたが増えてきています。
利用者のかたの悩みにしっかりと寄り添う医療、看護、支援を展開していく必要があると思っています。

当院は、これからもより安全な治療環境の提供に職員一同努力して参ります。
地域のかたがたのさまざまな困りごとに相談に乗れる、頼りになる病院を目指していきたいと思っています。

今日もお会いするかた一人一人に笑顔で気持ちよく挨拶して一日を過ごしたいと思います。

令和2年12月11日0001

「 今日一日を生きる 」」への2件のフィードバック

  1. 當麻の風

    今回の院長のブログを読んで、今日一日をどのように生きるか、今まであまり考えずに来ましたが、これを機会に考えてみたいと思いました。

    考える機会をいただき、ありがとうございました。
    ご冥福をお祈りいたします。

    返信
  2. 平瀬 正和

    菊池 健 先生 侍史
    今回、先生の思いが込められたブログ・・・ ありがとうございます。 
    目頭が熱くなり、涙が自然とこぼれて参りました。
    命のはかなさ、尊さを 今回の出来事で今一度考え直す、本当に大切な機会を与えられました。
    また、この世に神様がおられるのであれば、どの様に運命というものを決められるのか?とも考えました。
    しかし、今日一日を活きる大切さを感じながら、私たちも頑張りたい・・・正直にそう思えます。
    ブログありがとうございます。

    返信

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