投稿者「incho」のアーカイブ

「 熱中症にご用心 」

東京では、7月になって梅雨らしい日がずっと続いていましたが、ここに来て本当に暑くなりました。
節電も大事ですが、うまくエアコンも利用してこまめに室温調整することが体調管理には大事です。
しっかり水分補給もして、熱中症に気をつけたいですね。
屋外で活動する際はもちろんですが、部屋の中にいても熱中症を起こしますから要注意です。
寝る前にコップ1杯の水を飲むというのもいいようです。

6月に新しい病棟(新2号館)がオープンしましたが、現在この5月まで45年間使用していた旧2号館の取り壊しが行われています。
新しい建物が建ち上がっていく光景はわくわくしていいものなのですが、長年お世話になった建物が壊されていく光景は、ちょっと寂しい感じです。
旧2号館長い間、ありがとうという気持ちです。

これからも、より安全な治療環境の提供に職員一同努力して参ります。

今日もお会いするかた一人一人に笑顔で気持ちよく挨拶して一日を過ごしたいと思います。

< 平成27年7月13日 >

「 新しい病棟 」

6月1日から、新しい病棟、新2号館がオープン致しました。
20150605_デイルーム作業療法室は7号館1階から新2号館1階へ移りました。
デイケアは、これまで2号館5階、5号館2階、5号館3階の3フロアで開催していましたが、2号館2階のワンフロアでの開催となりました。
3階と4階の病棟は準急性期病棟で46床(個室14床)、5階と6階は急性期病棟で39床(個室31床)の病棟です。
個室がかなり増えますので、大学病院、クリニック等からの入院依頼によりタイムリーに応えられるようになると思います。
アルコール病棟の入っていた7号館は「3号館」に名称変更いたしました。
今後、3号館1階を改修して、アルコールデイケアに5号館1階から移ってもらいます。
2号館解体後は、外来部門をⅡ期工事で、継ぎ足す形で完成させます。
5号館、管理棟もⅡ期工事完成後は、取り壊しいたします。最終完成は平成28年秋を予定しています。
しばらく工事が続きますし、ご不便をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

これからも、より安全な治療環境の提供に職員一同努力して参ります。

今日もお会いするかた一人一人に笑顔で気持ちよく挨拶して一日を過ごしたいと思います。

< 平成27年6月5日 >

「 職員のメンタルヘルス 」

0001精神科病院には、さまざまな心の不調のかたが受診、入院されます。
心の健康を取り戻すお手伝いをするわれわれ医療スタッフは、自分達自身のメンタルヘルスには特に気をつけておく必要があります。

体の健康、心の健康その両方が大切です。

患者さんのちょっとした変化に気づけるかどうかは、やはり現場の看護スタッフの目、観察が何と言っても大事です。
患者さんの小さな変化に気づくアンテナを常に研ぎ澄ましておくことがとても重要です。
多くの職種が関わっていますので、職種間のコミュニケーションがしっかりとれているか、職場内でちょっと気になる事柄を口に出す、話しやすい雰囲気があるかどうかも大事です。

これからも、より安全な治療環境の提供に職員一同努力して参ります。

今日もお会いするかた一人一人に笑顔で気持ちよく挨拶して一日を過ごしたいと思います。

< 平成27年5月15日 >

「 桜の季節 」

2015sakura今年も桜の季節を迎えました。
病院内の桜も満開です。
今年も多くの新しい職員を迎えることができました。
特に社会人1年生は、不安と希望と緊張感の入り混じった何ともいえない気持ちでいることでしょう。
私も昭和60年4月に医師になり、6月3日土曜日が井之頭病院週1パート勤務の初日でした。
その日は、テニスコートのコート開きの日でもありました。
医局で先輩の先生がたに緊張しながら挨拶を交わしたのを覚えています。
みなさん、温かく挨拶していただいたのがついこないだのようにも感じます。
あの頃、30年上の先輩の先生といえば、とても高齢に見えましたが。
自分も知らぬ間にそんな年齢になってしまいました。そういえば、最近は新人の名前を覚えるのにずいぶん苦労するようになりましたし、老眼は進むし、肩こりはひどいし・・・・。
やはり、からだと心の健康はとても大事ですね。
仕事のやりがいも大事です。
職場の人間関係、これが仕事のストレスには大きく大きく関わってきます。

引き続き、職場で皆が気持ちよく挨拶や会話ができるようにコミュニケーションには気を配っていきたいと思います。たわいもない会話も大事だと思います。

今日もお会いするかた一人一人に笑顔で気持ちよく挨拶して一日を過ごしたいと思います。

< 平成27年4月3日 >

「 あれから4年 」

東日本大震災から、今日で丸4年になります。
福島原子力発電所の事故もありましたから、復興にはまだまだ時間がかかりそうです。
目の前で家族を助けることができなかったり、本当につらいつらい経験をされたかたも多いと思います。
家族皆健康で過ごせるということは、本当にありがたいことですね。

昨日10日は、精神科医療地域連携事業の連携会議が当院で開催されました。
武蔵野市、三鷹市、小金井市、府中市、調布市、狛江市から大勢の関係者に集まっていただきました。ありがとうございました。
まだまだ精神科受診の敷居は高いところがあるようです。
もっと低くしていく工夫、精神科診療所や精神科病院のできること、特徴、得意分野をアピールしていく必要があるようです。
初診の際に、男性医師、女性医師を調べてから受診されるかたもけっこういらっしゃるとのことでした。

今朝は雨もあがり、とてもいいお天気で気持ちがいいですね。青空もきれいです。

今日もお会いするかた一人一人に笑顔で気持ちよく挨拶して一日を過ごしたいと思います。

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< 平成27年3月11日 >

「 食う、寝る、出す、会う、話す 」

先月1月27日に、精神科医療地域連携事業の今年度第2回の症例検討会を開催しました。今回も大勢の地域の医療関係者にお集まりいただけました。
今回は、アルコール依存症のかたの症例でした。アルコール依存症のかたは、周囲を巻き込んでいくのが病態の特徴としてありますが、地域では高齢で認知機能に問題があったり、家族のいない方、家族の援助が得られない方も少なくありません。
いかに治療につなげていくのか、どう介入するのか、見守るのか、とりあえずは信頼関係の構築に重点をおくのか、難しい問題が山積しています。
アルコール依存症のかたへの援助は、地域でより健康的な生き方をしてもらう、より健康的な人間関係を作ってもらうよう援助することしかできないという面はあるのですが。

人間が生きていくためには、快食、快眠、快便が大事と言われます。20150216
定期的に人と会う、声をかけあう、挨拶する、他愛もない話をすることも、心の健康の維持にはとても重要だと思っています。

今日もお会いするかた一人一人に笑顔で気持ちよく挨拶して一日を過ごしたいと思います。

< 平成27年2月16日 >