「新年あけましておめでとうございます」

2023年が始まりました。
皆さまにとって穏やかな一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

さて、今年はどんな年になるのでしょうか。
コロナ禍となってほぼ3年経ちますが、今年のお正月はコロナ禍前の日常をかなり取り戻しているように感じました。
医療機関でのコロナ対策は一般社会と同じようにはゆきませんが、それでももう少し辛抱すれば出口が見えてくるものと期待しています。

昨年は精神科病院に関する報道がいくつかあり、心配されている関係者の方も多いかと思います。
そこで、今年は当院が提供する医療の「中身」をより掘り下げ、この場を借りてお伝えすることで、皆さまに安心してご利用いただけるよう努力いたします。

3月には、市民の皆さまに精神科の医療を知っていただくため、公開講演会を開催する予定です。
近いうちに案内がホームページ上に掲載されますので、ご確認の上、ご参加いただければ幸いです。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

「今年一年ありがとうございました」

前回からあっという間に日が経ち、年末を迎えることとなりました。

この間、院内でも、世の中でも様々なことがあり、嬉しくないこともありました。
そんな中、私にとってワールドカップサッカーからは大きなエネルギーをもらえました。日本戦と準決勝、決勝を中心に観戦しましたが、自然な形でテンションが上がったのは久しぶりのように感じます。この間、「新しい景色」というワードを何度も耳にし、なかなか良い言葉だなあと思いましたが、これは、カタールワールドカップを目指すSAMURAI BLUEのコミュニケーションスローガンとして2019年から「新しい景色を2022(ベスト8以上)」と使用しているものだそうです。新型コロナやロシア・ウクライナ戦争等で暗くなっていた日本に元気を与えてもらい、感謝するばかりです。

ふたつの「カンセン」に身も心も揺さぶられた一年ではありましたが、何とか年を越せそうです。
来年こそは、新型コロナの感染症法上の分類が変わり、マスク無しで人々が行き交う、新しい景色(懐かしい景色)を見たいものです。
ことし一年、ありがとうございました。  

はじめまして(院長就任のご挨拶)

この度、令和4年7月1日付で院長に就任しました木下文彦です。
これまで菊池健理事長が院長を兼務されてきましたが、このたび私が院長職を引き継ぐこととなりました。菊池先生は理事長として引き続き勤務され、外来・入院診療ともにこれまで通り継続されます。

私は昭和62年に大学を卒業し、大学病院で研修した後、昭和63年5月に就職しました。
勤続34年となり、医師仲間からは「よく飽きないね」等と言われることもありますが、不思議なものでこれまでそのように感じたことは一度もないのです。変わり者なのかもしれませんね。

長く勤務していますので病院内部のことはそれなりにわかっているつもりですが、地域のことは分からないことがまだまだたくさんあります。
5年後の創立100周年を控え、地域の皆様が安心してかかることのできる病院を目指し頑張りますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

話は変わりますが、世の中では、衝撃的なことが立て続けに起きています。新型コロナウィルス感染症から始まり、ロシア・ウクライナ戦争、スリランカの経済危機、ジョンソン首相の辞任、安倍元首相の銃撃死去、等々。以前ならば数十年かけて起こるようなことが3年間に集約されたようなものです。誰しも動揺し不安になると思いますが、このような時こそ日常的な目の前のことに集中し、気持ちの安定を心掛けたいものです。

人生最後の一日だと思って過ごす

人の運命、寿命はわかりません。当院に長年入院されていた患者さんが、先日急に亡くなられました。少しだるそうにしているとの看護の意見を受けて、検査したところ大きな肺の腫瘍が見つかりました。先月の血液データや、5ケ月前のレントゲンでは異常は認めていませんでした。翌日近医を受診しましたが、進行がんで対症療法になるとのことでした。2日後の午前中には、呼吸状態が悪くなり、その夜に亡くなられました。あっという間の3日間でした。苦しむ期間は短くてよかったのかもしれません。ご冥福をお祈りいたします。

私の恩師の橋本元秀先生が50歳で若くして亡くなられましたが、平成16年3月上旬に進行した食道がんが見つかって、7ケ月後の10月26日に亡くなられました。

「小さなことにくよくよするな」という本に「今日が人生最後の日だと思って過ごそう」というものがあります。目の前の一日を大事にしたいものです。いつまでもあると思うな親と金と自分の命です。

ウクライナへのロシアの侵攻も4ケ月が過ぎました。まだまだ長引きそうです。一人一人がよく考えてできることをしていくしかありません。考えさせられます。

昨年9月末で緊急事態宣言は解除されましたが、精神科病院は一度院内にウイルスが入り込むと大変でして、外出面会等には引き続き慎重な対応を続けています。ご理解ご協力をお願いいたします。

コロナで在宅勤務が増えるとオンオフの切り替えが難しく、ストレスを上手に発散するのが難しいところもあると思います。こういう時こそ、目の前のことにしっかり向き合う、大事なことに気持ちを向けるようにしたいものです。声を掛け合い励ましあって、今を精一杯生きましょう。

コロナの感染者を減らすのには、我々一人一人が、できることをやっていくことが大事です。頻回の手洗い、手指消毒、外出時のマスク着用、三密を避け、体調管理をこころがけることです。

医療体制のひっ迫を避けるためには不要不急の外出を控えるのが大切です。コロナで亡くなるかた、コロナ以外の病気で亡くなるかた、事故で亡くなるかた、将来的経済的な不安で自殺で亡くなるかた等々、さまざまです。医療には限界がある、医療資源は限られている、人間の命には限りがある、など当たり前のことを改めて考えさせられる機会になっているとも言えます。神様が人類に与えた試練といえます。周囲への思いやりの気持ちをもって心を穏やかに自分のできることに集中したいですね。

コロナの自粛生活は長引きそうです。これまでとは違った新しい生活様式、価値観を身につけていく必要があるように思います。

目の前のできることに集中して、日々過ごしていきたいですね。人間いつかは病気か事故かで亡くなるものです。神のみぞ知るということです。今を精一杯生きたいものです。

精神科病院もなかなか厳しい時代を迎えています。高齢者だけでなくさまざまな病態のかたが増えてきています。利用者のかたの悩みにしっかりと寄り添う医療、看護、支援を展開していく必要があると思っています。

当院は、これからもより安全な治療環境の提供に職員一同努力して参ります。地域のかたがたのさまざまな困りごとに相談に乗れる、頼りになる病院を目指していきたいと思っています。

今日もお会いするかた一人一人に笑顔で気持ちよく挨拶して一日を過ごしたいと思います。

令和4年6月27日

上島竜兵さん

ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが、11日急逝されました。大変驚きました。61歳で僕と同い年でした。ネットの記事を読んでは、涙しています。2年前に亡くなった志村けんさんのこと、このコロナ禍で「竜兵会」の集まりが少なくなったこと、熱湯風呂や熱々おでんの芸が、BPOで人を痛みつける観点で問題視される傾向になって来たこと、年齢的に若いころの様な体力がなくなってきたことなどなど、様々な要因があるのでしょうか。まじめでとても優しく、多くの方に愛されていたかたでした。ご冥福をお祈りいたします。

人と会って話すことは、人間の営みにはとても大事なものだなあとひしひしと感じています。

ウクライナの状況も長引きそうです。第三次世界大戦に発展しないといいのですが。一人一人がよく考えてできることをしていくしかありません。考えさせられます。

昨年9月末で緊急事態宣言は解除されましたが、精神科病院は一度院内にウイルスが入り込むと大変でして、外出面会等には引き続き慎重な対応を続けています。ご理解ご協力をお願いいたします。

コロナで在宅勤務が増えるとオンオフの切り替えが難しく、ストレスを上手に発散するのが難しいところもあると思います。こういう時こそ、目の前のことにしっかり向き合う、大事なことに気持ちを向けるようにしたいものです。声を掛け合い励ましあって、今を精一杯生きましょう。

コロナの感染者を減らすのには、我々一人一人が、できることをやっていくことが大事です。頻回の手洗い、手指消毒、外出時のマスク着用、三密を避け、体調管理をこころがけることです。

医療体制のひっ迫を避けるためには不要不急の外出を控えるのが大切です。コロナで亡くなるかた、コロナ以外の病気で亡くなるかた、事故で亡くなるかた、将来的経済的な不安で自殺で亡くなるかた等々、さまざまです。医療には限界がある、医療資源は限られている、人間の命には限りがある、など当たり前のことを改めて考えさせられる機会になっているとも言えます。神様が人類に与えた試練といえます。周囲への思いやりの気持ちをもって心を穏やかに自分のできることに集中したいですね。

コロナの自粛生活は長引きそうです。これまでとは違った新しい生活様式、価値観を身につけていく必要があるように思います。

目の前のできることに集中して、日々過ごしていきたいですね。人間いつかは病気か事故かで亡くなるものです。神のみぞ知るということです。今を精一杯生きたいものです。

精神科病院もなかなか厳しい時代を迎えています。高齢者だけでなくさまざまな病態のかたが増えてきています。利用者のかたの悩みにしっかりと寄り添う医療、看護、支援を展開していく必要があると思っています。

当院は、これからもより安全な治療環境の提供に職員一同努力して参ります。地域のかたがたのさまざまな困りごとに相談に乗れる、頼りになる病院を目指していきたいと思っています。

今日もお会いするかた一人一人に笑顔で気持ちよく挨拶して一日を過ごしたいと思います。

令和4年5月16日

新年度を迎えて

新しい年度が始まりました。新しい学校や職場でスタートを切ったかたも多いと思います。コロナとのお付き合いもだいぶ長くなりました。今は第6波が下げ止まりといったところでしょうか。桜も東京ではピークを過ぎています。桜の花はきれいですが、咲いている期間が短いのがまたいいのかもしれません。花は散ってしまいますが、来年また美しい花を咲かせてくれます。「葉っぱのフレディ」という本がありますが、森繁久彌さんが朗読されたCDも販売されていて、時々聴いたりしています。
ウクライナにロシアが侵攻して間もなく6週間になります。多くの人が命を落としています。子供のころ、母親から「ソ連は不可侵条約を破って攻めてきた。ずるいのよ。」と何度か聞かされたことを思い出しました。第二次世界大戦を経ても人類は進歩しないものなんだなあと思ったりしています
一人一人がよく考えてできることをしていくしかありません。考えさせられます。

昨年9月末で緊急事態宣言は解除されましたが、精神科病院は一度院内にウイルスが入り込むと大変でして、外出面会等には引き続き慎重な対応を続けています。ご理解ご協力をお願いいたします。

コロナで在宅勤務が増えるとオンオフの切り替えが難しく、ストレスを上手に発散するのが難しいところもあると思います。こういう時こそ、目の前のことにしっかり向き合う、大事なことに気持ちを向けるようにしたいものです。声を掛け合い励ましあって、今を精一杯生きましょう。

コロナの感染者を減らすのには、我々一人一人が、できることをやっていくことが大事です。頻回の手洗い、手指消毒、外出時のマスク着用、三密を避け、体調管理をこころがけることです。

医療体制のひっ迫を避けるためには不要不急の外出を控えるのが大切です。コロナで亡くなるかた、コロナ以外の病気で亡くなるかた、事故で亡くなるかた、将来的経済的な不安で自殺で亡くなるかた等々、さまざまです。医療には限界がある、医療資源は限られている、人間の命には限りがある、など当たり前のことを改めて考えさせられる機会になっているとも言えます。神様が人類に与えた試練といえます。周囲への思いやりの気持ちをもって心を穏やかに自分のできることに集中したいですね。

コロナの自粛生活は長引きそうです。これまでとは違った新しい生活様式、価値観を身につけていく必要があるように思います。

目の前のできることに集中して、日々過ごしていきたいですね。人間いつかは病気か事故かで亡くなるものです。神のみぞ知るということです。今を精一杯生きたいものです。

精神科病院もなかなか厳しい時代を迎えています。高齢者だけでなくさまざまな病態のかたが増えてきています。利用者のかたの悩みにしっかりと寄り添う医療、看護、支援を展開していく必要があると思っています。

当院は、これからもより安全な治療環境の提供に職員一同努力して参ります。地域のかたがたのさまざまな困りごとに相談に乗れる、頼りになる病院を目指していきたいと思っています。

今日もお会いするかた一人一人に笑顔で気持ちよく挨拶して一日を過ごしたいと思います。