「 精神科医療地域連携事業症例検討会 」

0001
昨日6日、当院で精神科医療地域連携事業の症例検討会を開催いたしました。
北多摩南部保健医療圏域(三鷹市、武蔵野市、府中市、小金井市、調布市、狛江市)から70名以上の大勢の関係機関のかたにご参加いただきました。ありがとうございます。

今回は、元々はとても仲の良い高齢のお母様と息子さんの2人暮らしで、お母様のADLの低下をきっかけに息子さんの介護負担が増え、お母様への虐待に発展して問題となり、保健所の保健師さん等の多くの支援機関が介入したケースでした。
介護は365日24時間続くもので、なかなか大変です。介護者が孤立しないように、燃え尽きないように介護者への支援もとても重要になります。
介護するかたも心のゆとりがないと、ついきつい口調になってしまったり、虐待をする側の立場になってしまう危険があります。
周囲のかたを巻き込んで介護の負担をシェアする、軽くする必要があると思います。

小学4年生の女の子の虐待死がニュースになっています。
一人一人が考えないといけない問題だと思います。
子どもに対しても親に対しても、孤立しない、孤立させないという視点がとても大事なんだと思います。
社会の中で、私たちはひとりひとりが今を生かされているということをしっかりかみしめておかないといけません。

精神科病院もなかなか厳しい時代を迎えています。
高齢者だけでなくさまざまな病態のかたが増えてきています。
利用者のかたの悩みにしっかりと寄り添う医療、看護、支援を展開していく必要があると思っています。

当院は、これからもより安全な治療環境の提供に職員一同努力して参ります。
地域のかたがたのさまざまな困りごとに相談に乗れる、頼りになる病院を目指していきたいと思っています。

今日もお会いするかた一人一人に笑顔で気持ちよく挨拶して一日を過ごしたいと思います。

< 平成31年2月7日 >

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。