「 自殺について 」

平成10年からの14年間は、年間3万人を超えるかたが自殺されていましたが、平成24年からはようやく3万人を切り、少しずつ減少傾向にはあるようです。
自殺、自死は人間特有のものであるとも言えます。0001
「死にたい」ということは、死んでしまいたいくらいつらいけれど、本当は生きたいということなんだと思います。
自殺念慮が強いかたや自殺企図の後のかたが精神科病院に入院されることがあります。
お薬も使い、まずは心身の休養をしっかりとってもらいます。
それから心のエネルギーを少しずつ回復してもらうこと、その人にとっての心のネットワークを少しずつ増やす、太くしていくことが大事になります。
周りのかたは、ひたすら寄り添う、話を傾聴するという姿勢がいいように思います。

ふだんから家庭で、職場で、さまざまな仲間と他愛もない会話をするというのは本当に重要だと思います。
ふだんの生活の中でのごくごく小さな出来事で喜んだり幸せを感じたりしたいものです。

精神科病院もなかなか厳しい時代を迎えています。
高齢者だけでなくさまざまな病態のかたが増えてきています。
利用者のかたの悩みにしっかりと寄り添う医療、看護、支援を展開していく必要があると思っています。

当院は、これからもより安全な治療環境の提供に職員一同努力して参ります。
地域のかたがたのさまざまな困りごとに相談に乗れる、頼りになる病院を目指していきたいと思っています。

今日もお会いするかた一人一人に笑顔で気持ちよく挨拶して一日を過ごしたいと思います。

< 平成30年10月17日 >

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